Jens
- Yuuto Iuchi
- 2024年12月29日
- 読了時間: 3分
ベルリンを拠点としスニーカー、ストリートウェアなどのアイテムを取り扱うOverkill、そこでマーケティングのトップとして働くJens。
DJとしても数々のイベントを盛り上げてきた。
また、彼のシンプルかつクラシックなファッションは国内外問わず多くのファンを持つ。
今回はそんな彼の活動や経歴を、1週間のコーディネートとともに紹介したいと思う。


自己紹介
僕はドイツで生まれ育ち、現在はベルリンを拠点とするスニーカー&ストリートウェアストア『Overkill』のマーケティングの責任者をしていて、取り扱うブランドのためのコンテンツやプロモーション企画の立案、社内でのコンテンツ制作、その他にも色々やってるよ。

Overkillで働き始めたきっかけ
以前は『Strassenmodekultur』(Street wear cultureのドイツ語の直訳)という雑誌を作っていたんだ。ある時、その雑誌をOverkillの店舗で販売してもらえないかと相談しました。そして、OverkillのCEOと話を進めるうちにOverkillで働くことを提案してもらって働き始めることになったんだ。当時はいくつか空いているポジションがあったのと、彼とはもともとスニーカーシーンの繋がりで数年間の付き合いがあったから話はすぐに進んだよ。

DJを始めた経緯について
ずっと音楽やサブカルチャーには興味があって。ちょうど友達がDJを始めた時、それに刺激を受けて自分も始めることにした、もう15年以上前の話だけどね。
そこからはどっぷりDJの魅力にハマっているよ。


もし今後、別の国に移住するとしたら
僕は昔からニューヨークシティの大ファンで、一時的でもいいから住んでみたいと思っている。けど、ニューヨークは信じられないほど物価が高いし、今のアメリカの政治状況も良いとは言えないよね。
数か月前に初めて日本を訪れたけど、すぐに日本が大好きになった。ずっと行きたかった国の一つだったし、何よりドイツやヨーロッパの国とは全く異なる考え方、そして素敵な文化、美味しい料理、そしてたくさんの親切な人々。今住んでみたい国を聞かれたら間違いなく日本と答えるね。

2024年を振り返って
一言で言うなら波乱万丈だったね。年明けには健康に問題があることがわかって大変だったよ。一方で、たくさんのプライベートや仕事を含め、たくさんの魅力的な場所を旅行する機会に恵まれて良い一年だったよ。
1ヶ月前にはadidasから招待されてアメリカのニューメキシコ州に行ってきたよ。
このイベントはadidasのEQTコレクションのリリースの関するもので国立公園や砂漠に行きランニングや瞑想をしたりとても素晴らしい体験だった。
来年は健康第一に、もっとたくさんの新しい景色を見たり、本を書くことに挑戦していと考えてる。


本当にやりたいことがわからないと悩んでいる若者へのメッセージ
これはいつの時代でもある難しい問題だね。まず、トレンドを追うのではなく、自分が本当に興味を持っていることを見つけるべきだと思う。何に本当に魅了されているか、それが分かったら、さらに深く掘り下げる。例えばその歴史や背景を学ぶとまた違う魅力に気づけるはず。次にしてほしいことは、同じ志を持つ人たちが集まる場所に足を運ぶこと。そして最も大切なのは、どんなときも自分らしくいることだよ!

彼の今後の活動や日々のスタイリングを彼のInstagramからチェックしてほしい。
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