Matt Griffin

ニュージーランドを拠点に活動するアーティスト、Matt Griffin

肖像画だけでなく、大きな壁画も作成する彼のアートワークに迫る。

彼のアートは主に油絵の具やエアロゾルスプレーを用いて描かれ、鑑賞者を魅了する。

ニュージーランドで生まれ育ったMattは幼い頃から、絵を描くことが好きだった。

高校を卒業後は、構造工学の学士号を取得するために大学に通っていた。

しかし彼のアートへの情熱は冷めるどころか、日々増していき、大学卒業後はアーティストとして生きていくことを決意した。

Mattはこれまでに数々のグループ展、２度の個展を成功におさめた。

過去の展示で彼の作品は全て完売するほどの人気ぶりだ。

2019年にはニューバランスとコラボし、ニュージーランドのオークランドでNBAプレイヤー　Kawhi Leonardの壁画を描く。

2024年5月の個展「The Mascot」では文化と絶滅危惧種の保護の両方に焦点を当てた作品を展示した。

また同年には、Travis Scottの壁画を作成、世界中から大きな反響を生んだ。

まるで合成写真にも見える彼のアートは彼自身の手でゼロから描かれている。

Mattにとってアートは彼自身の一部分であり、アートは個人的な満足のためでなく人々の思考、感情を刺激することで社会全体へも大きな影響を与えることが彼の目的の一つだという。

彼は現在、国外での活動に向けた準備に注力しており、今後はニュージーランド国内だけでなく、世界中のアートシーンとの交流を図り、世界各国で壁画の制作、個展の開催を目指している。

Mattの今後の更なる躍進に注目していきたい。